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ストーリーボード(日本語では絵コンテ)は映像制作などにおいてスムースに仕事を進める上でとても重要な存在です。特に大人数での制作においては、それぞれの部門が確実に監督やプロデューサーの思い描いている世界を作り上げられるかに掛かってきます。またCMの世界ではクライアントの意向している映像をコンテなどで確認する上でも重要な意味を持ちます。もちろん昨今のCMの世界ではビデオコンテなるものに莫大な制作費をつぎ込んでいるのも事実ですが... 日本の場合、未だに現場主義が横行しているせいかストーリーボードのない映像制作も事実多くあります。 もちろんこれらは実際の撮影に入る前にどれだけプリプロダクションができるかに掛かってきますが、多くの日本の映像制作者には時間も予算もないというのが現状で、ほとんどやっつけ仕事になっているのではないでしょうか。 決して絵コンテだけの問題ではなく、本当の意味での制作スタッフのコミュニケーションが取れていれば何の問題もないのでしょうが、いかんせん日本という島国で生きてきた私たち日本人は、相手が日本人であると常に同じような考え方をしていると思いがちです。 本当のコミュニケーションは自分の思い描いている世界を、いかにして相手に伝えるかから始まるのではないでしょうか。 |

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さて話が少しそれてしまいましたが、このソフトに関する情報をお伝えします。 このストーリーボードアーティストは非常に簡単に絵コンテを制作することができる、とても優れたソフトです。アメリカでは多くの映像制作者がこのソフトを実際に使っています。 もちろん直接絵を描いたり、色を付けたり、キャプションシートに文字を書く、つまり台詞や注意書きなどを書くことができます。ソフトそのものは英語版しかありませんが、日本語の表示も可能です。 またフレームサイズもテレビフレームからシネスコサイズまで設定が可能です。 また紙などに手書きで書いた絵コンテなどをスキャナーで取り込めば、それらを張り付けるといった他のファイルとのやり取りも可能です。また非常に多くのライブラリーが用意されていて、人物や背景そして小物など を利用すれば自分で描くことなく絵コンテをつくることも可能です。 特筆できることは、これらの絵に対して時間を設定できることです。 映像はいわば時間の流れです。紙に描かれたものから時間的な流れをくみ出すのはなかなか難しいものがありますが、このソフトは音声トラックを2チャンネル持っていて、ここに音楽やナレーションを入れることができるばかりか、それぞれのカットに対して細かな秒数設定ができることです。(ディゾルブやフェードインフェードアウト可能) この機能により音声を再生すると同時にそれぞれのカットを時間とともに再生させることができるのです。もちろんそれぞれの絵をその設定された時間で表示させるだけですので、絵が動くと言うことではありません。それでも頭のなかにあるイメージをこのソフトによって時間とともに再生させることで、映像に対する確認ができるのは事実です。 またこのソフトは単にフィルムやビデオ制作者が使用するだけに留まらず、CD-ROMなどを制作している方々にも便利なようにそれぞれの絵のなかにリンクボタンを設定することもできます。 これにより非常に簡単なオーサリング支援ソフトとしても利用できます。 ストーリーボードアーティストはあくまでもなにかを制作する前段階の、つまりプリプロダクションで威力を発揮するものです。 このソフトを使いこなすことで、プレゼンテーションにおいては映像的なインプレッションを与えることができるのは言うまでもありません。 このソフトは、 PowerProduction Softwareで扱っており日本からだと送料込みで800ドル以上、ちょっと値段が高いのが難点ですが便利なソフトには間違いありません。 コンピューターは道具です。映像制作がより楽しくそして便利になるものはどんどん取り入れていきたいと思いませんか? |