Go Back to DTC Menu

フレームフォージ 3D スタジオ 2






FrameForge 3D Studio 2

1990年初頭頃から映像業界でもコンピューターを道具として使用できる便利なソフトが相次いで発表されました。

その中でもストーリーボードアーティストやウォークスルーといったプリプロダクションの段階で撮影状況をシミュレーションするソフトは、多くの映像作品でその真価を発揮してきました。

その後、映像業界を取り巻くコンピューターの状況は驚異的な進歩を遂げ、その進化はとどまるところを知りません。
そして一昔前では考えられないような高機能な3Dソフトもホームユースのコンピューターで取り扱うことが出来るようになりました。

多くの監督やプロデューサーが撮影前にそのシーンをどのように構成しより効率よく撮影を行うか、このようなプリビジュアライゼーションソフトを使用し検証しています。

このフレームフォージはプリプロダクションで真価を発揮するプリビジュアライゼーションソフトですが、この取り扱いの良さは初心者でもあっという間に使いこなすことが出来る優れものです。

特に高機能であっても取り扱いに時間がかかる他の3Dソフトと違って、ドラッグアンドドロップでおよそ考えられるだけのオブジェクトやシーンを簡単に創り出すことができ、800種類にも及ぶ人物のデータは自由にポーズをとる事が可能でその表情までも変えることができます。
そしてカメラポジションも自在に設定できます。

カメラの設定はアスペクトレシオ(フレームの縦横比)の選択に始まり、これは全てのアスペクトレシオに対応し、パナビジョンやツアイスのレンズセットを網羅し、そのデータがそのままインストールされており使用可能、またカスタムレンズセットも作ることが可能、そして素晴らしいことに被写界深度の計算及びその効果までもが画像として確認できるというものです。

プリントアウトされるデータに至っては、オーバービューと実際に撮影されるフレームとカメラのレンズデータ(角度やロール、高さ、距離、深度等)が一目でわかるようにレイアウトされます。

フレームフォージのデモンストレーションはここで見ることが出来ます。

映像制作において十分な準備が行われないまま実際の撮影に入ってしまうことは、多くの時間と労力とお金を無駄にすることにも繋がりかねません。 このようなプリビジュアライゼーションソフトを使用することによって、スタッフ間のコミュニケーションを確実にし、本当の意味での映像を創るということに集中することが出来るのではないでしょうか。

Seigo Sakamoto JSC/SOC
Site Creation Since January 1996 Seigo Sakamoto JSC Tokyo Japan
メインメニュー  撮影データファイル  デスクトップシネマトグラファー  撮影監督って何?  撮影技術ウェブサイト