Go Back to TIPS Menu |
アリフレックス416カメラ |
|
ARRI 416 NAB/2006で発表されたARRI 416カメラ。 アリフレックスは最新のテクノロジーを駆使して新たなスーパー16ミリ専用のカメラを開発しました。 形状はまるで535を小さくしたような感じ。重さは16SR3より25%も軽量化。 ビルトインIVSビデオアシストやワイアレスコントロールシステム(ARRI 416 Plus)も装備。 レンズマウントはアリPLマウント、フィルムスピードは1-75fps、駆動音は20dbA以下、マルチカラーRGBアリグロー、これは今まで赤色のみだったアリグローの色をグレーをはじめとしてグリーンバックならマジェンタ、青空バックならイエロー、ブルーバックならレッドなどとフレームラインの色を変えることが出来るシステム、シャッターはマニュアルで 45, 90, 135, 144, 150, 172.8, 180、タイムコード使用可能。 マガジンの形態は535に似ているものの、フィルムのフィードサイドとテイクアップサイドが左右逆になっています。16SR、535ではカメラ上部から見て右側がフィルムを送り出すフィードサイド、左側が露光されたフィルムを巻き取るテイクアップサイドですが、416では上部から見て左側がフィードサイド、右側がテイクアップサイド、内蔵されたサイレントモーターでフィルムを巻き取ります。 これは人間工学に基づいて、レンズの光軸に対して左右バランスよくデザインした結果このようなスタイルになったようです。 一昔前から比べると格段に使いやすさと画質のクオリティーを作り出すことが出来るスーパー16ミリは、もちろんカメラ本体やレンズの性能以上にフィルムのクオリティーが格段に進歩したためであることは言うまでもありません。 そして、昨今のただ写すことが出来るだけの多くのデジタルカメラとは違って、映像を創り出すアーティストにとって本当に必要な道具をアリフレックスが作り続けていることは、とても重要なことです。 いかにして映像を創るか。この事柄の中にはラチチュードの広いフィルムをいかにして使いこなすか。そしてこれはどのように映像のルックやトーンをコントロールし魅せる映像を創るかでもあり、新しい416カメラによって切り開かれる新たな世界は、テレビ映像を始め35ミリへのブローアップによる劇場のスクリーンに対しても十分に対応できるのは言うまでもありません。 アリフレックス416カメラの詳細はアリウエブサイトにて閲覧できるようになりました。 |
Seigo Sakamoto JSC/SOC Site Creation Since January 1996 Seigo Sakamoto JSC Tokyo Japan |
メインメニュー 撮影データファイル デスクトップシネマトグラファー 撮影監督って何? 撮影技術ウェブサイト |